浅草人力車・吉兆屋

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2017.10.04ブログ

人力車のお兄さん ザックリブログ 雷門の提灯

こんにちは~(^o^) 吉兆屋の軍曹です!
今日もたくさんの方が雷門前で記念写真を撮っていました。
東京観光と言えばやっぱり見ておきたいのは雷門ですよね(^o^)



でも、実は雷門って“あだ名”なんですよ!!

え!雷門(かみなりもん)って書いてあるじゃん!!って皆さん思うんですが、正式名称は「風雷神門」(ふうらいじんもん)なんです(^^)/
雷門の左右には風神様、雷神様が奉安されています。
提灯の高さは3.9m、幅3.3mで重さは700kgもあるんです!たまに、修学旅行の男子学生が提灯を持ち上げるふりをして記念写真を撮っていますが落ちてきたら大変なんです(>_<)


「風雷神門」がなぜ「雷門」になったのかは、はっきり言って不明です(笑)
(浅草寺の本に不明と書いてあったので)

ここで、なぜ、雷門と呼ばれるようになったのか、私なりに考えてみました!!



まず、一つの考えが、今も昔も江戸っ子は舌足らずで、風雷神門が言いづらかったので、短く略して「雷門」になったんじゃないかと。
ファーストフードの「マクドナルド」も、「マック」って呼びますよね! 「マクド」は関西?

そして、もう一つの考えですが、以前雷門前で園児たちが雷門の“絵”を描いていました。
絵を見せてもらったのですが、門を描いた子、提灯を描いた子、雷神様を描いた子、みんないろいろでした。 が!
風神様を描いた子は一人もいませんでした。

風神様、人気ないのかな? だから「雷門」って呼ばれるのかな?

1804年~1818年の川柳に「風の神 雷門に 居候(いそうろう)」と言う句がありますが、この時はすでに「雷門」と呼ばれていたんですね~! 
風神様、名前呼ばれないどころか居候あつかいされて、ますますかわいそうです(>_<)



ちなみに、北側から提灯を見ると、ちゃ~んと「風雷神門」って書いてあるんですよ!

ここで、気になる事があるんですが、北側から雷門を見ると、風神様、雷神様がいません!

そりゃそうだ!南側から見ればいますからね!じゃあ北側から見ると・・・





なんと、天龍様と金龍様がいるんです!!

もしかしたら、浅草に観光に来て、気になっていた方もいるんではないでしょうか!

実は、天龍様・金龍様は水を司(つかさど)る龍神様です。
大昔から龍は大海に住んでいると言われ、雨を降らす力があると言われていました。
江戸時代は「火事と喧嘩は江戸の華」って言うくらい、とにかく火事が多かったそうです。江戸庶民が暮らしていた長屋なんてしょっちゅう火事で燃えてしまったそうです。だからこそ、雨を降らして火事を消してくれる龍神様は、大昔から信仰されているんではないでしょうか。

その証拠に提灯を下から覗くと~?




龍の彫刻があるんですね~!!



ちなみに、風神様・雷神様も名前の通り風雨を司る神様で風水害からお寺を守るために安置されているそうです。
風雨順時(ふううじゅんじ)と五穀豊穣(ごこくほうじょう)の祈りが込められているんですね(^o^)



雷門の提灯のお話でした~!!

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