浅草人力車・吉兆屋

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2017.10.16ブログ

人力車のお兄さん ザックリブログ 浅草の芸者さんについて

吉兆屋の軍曹です(^o^)

浅草の芸者さんって何人いるの?
お座敷遊びってどこでするの?

人力車を曳いていると、お客様によく聞かれる質問です!

今日は、浅草のお座敷遊びや、浅草の芸者さんについてお話したいと思います!!





浅草寺の北側のエリアは“観音裏”と呼ばれています。
浅草寺には観音様が祭られていますね!
観音様の裏側のエリアなので“観音裏”と呼ばれているんです!

早速、「浅草に芸者さんが何人いるの?」についての答えですが、現在浅草観音裏には約30人の芸者さんが活躍していて、料亭が7件あります。30人の中には4~5人の男芸者の幇間(ほうかん)別名太鼓持ちさんも含まれます。



現在、浅草は“東京六華街”の一つで、日本橋、新橋、赤坂、神楽坂、向島、そして浅草です。
東京には六華街の他に八王子、円山町(渋谷)、大井町(品川)で芸者さんが活躍しています。

東京の芸者さんの人数は、東京全体で約250人程だそうです。

ちなみに、京都全体で芸者さんの人数が約270人程です。そう考えると東京は少ないですね。


東京で芸者さんが一番多い場所は向島で約90名の芸者さんが活躍されているそうです!
向島芸者は、昭和15年には、芸妓屋408軒、待合料理屋215軒、芸妓(げいぎ)1300余名。 数的には全国一を占めたそうです。
戦争で料亭が焼けてなくなってしまったので、少なくなってしまったみたいです。


そういえば・・・

ブログ内では“芸者さん”って呼んでいますけど、よく“舞子さん”って聞きますよね?

芸者さんと舞子さんの違いってわかりますか~?


この話、ものすごい複雑なんですけど、ザックリ言うと、芸者さんが一人前で、舞子さんが修行中なんです(^o^)


ちなみに、舞子さんは京都での呼び方で、関東では呼び方が違うんです!!
関東では、修行中の芸者さんの事を半玉(はんぎょく)といいます!
修行中なのでお座敷遊びで貰える玉代(お金の事)が半分なんですね。
だから、半分の玉代で“半玉”です。

ただ、現在では半玉さんも芸者さんもお代は一緒みたいです!

整理すると・・・
関東では、“半玉さん”が一人前になると“芸者さん”になります!
京都では、“舞子さん”が一人前になると“芸妓さん”になります!


呼び方は違っても、お客様をおもてなしをする心は一緒なんです(^o^)


もっと、複雑になるんですが・・・

半玉さんになれるのは18歳~20歳くらいまでだそうです。
たとえば、25歳で芸者の道に進めば半玉にならないで芸者になれるんですね!
そう考えると、一人前と言うのは芸の腕ではなくて、年齢の事なんですね~!!

(京都では舞子さんになれるのは15歳~20歳頃までだそうです。)



浅草の芸者さんと半玉さんの見分け方はわかりますか~?

半玉さんの年齢は18歳~20歳頃なので、年齢で見分けるのはとっても難しいですよね(・・?

実は、年齢以外にも見分けるポイントがあるんです!!

それは、服装です!!

芸者さんは着物を着ていますが、半玉さんは振袖を着ているそうです。
軍曹は、着物の知識がないので詳しくは書けませんが、振袖は袖の部分が長いので見ればわかりますよ~!!
ちなみに、浅草は着物レンタルが流行っていますので、振袖を着ている観光の方もいっぱいいるので芸者さんと間違えないように~!!
芸者さんは白塗りしているので、すぐにわかりますよ~!!

もう一つの、ポイントが髪を見ればわかります!!
半玉さんは、かんざしが多いのと、髪型も幼い感じになっているそうです!姐さんになると髪型の高さも低くなるそうです。

浅草の芸者さんの髪型は島田髷(しまだまげ)と呼ばれている結い方で、定期的に下谷の職人が結い直すそうです。


芸者さん 島田髷



では、いよいよお座敷遊びはどこでするのか!

まずは、こちら、観音裏にある「見番」のご紹介です!


浅草 見番


見番は芸者さんのプロダクションのような場所です。

お座敷遊びをする時はまずは浅草にある料亭に連絡を取ります。

そうすれば、料亭が見番に連絡をし、見番から芸者さんの所属する置き屋さんに連絡を取ってくれるそうです。
浅草の芸者さんのスケジュールの管理をしているんですね!

浅草芸者さんとお座敷遊びをする時は、浅草の料亭に連絡すればいいんです(^o^)

見番では、お仕事前の芸者さんがお稽古をしたりするそうです。

ちなみに、見番は、人力車のお兄さんのガイドポイントにもなっています(^o^)


観音裏入り口で芸者さんに会えました(^o^)



よく、お座敷遊びは一見さんお断りと言われ、初めての人は紹介者がいないと、お座敷遊びが出来ないと言われていますが、浅草では、親しみやすくしている為、初めての方でもお座敷遊びが楽しめるそうです(^o^)


では、お座敷遊びにかかる金額ですが、芸者さんは最低でも2人必要です。

芸者さんには“地方”・“立方”(じかた・たちかた)がいます。
地方は三味線を弾いて唄を歌う芸者さんで、立方は踊りを踊る芸者さんで、白粉(おしろい)を塗っている芸者さんです。

最低でも、地方・立方の芸者1人ずついないと踊りが踊れないんです!


浅草芸者 地方 よし涼さん


浅草芸者 立方 千華さん


料亭 瓢案(ひさごあん)


芸者さん1名呼ぶのにご祝儀を入れて3万円程ですので、最低でも2名呼んで6万円程です。
あとは、料亭のお料理と、部屋代などですね。



懐石料理を楽しみながら、芸者さんの踊りを楽しみ、金毘羅船船(こんぴらふねふね)、とらとら、投扇興(とうせんきょう)などのゲームが楽しめます!
基本的には芸者さんが丁寧にゲームのルールなど教えてくれるので、予備知識がなくても楽しめますよ!!

是非、日本文化に触れながら、浅草を楽しんで頂ければ嬉しいです(^o^)



軍曹
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